腎臓病の恐ろしさの内でも腎臓ガンは

腎臓病の恐ろしさの内でも腎臓ガンは、ガン全体に占める割合は約2%と胃がんや肺がんに比べると少ないのですが、近年増加しているガンが腎臓ガンです。以前は発熱や食欲不振、体重減少などの一見して腎臓とは無関係な症状や血尿などで見つかるケースが殆どでした。腎臓ガンの発見時には、すでにその半数以上が転移性のある進行ガンという非常に恐ろしいものでした。しかし、最近は患者の約80%が自覚症状が無くメタボ健診や他の病気の検査中に偶然見つかっているケースが多いようです。このような偶然とでも云える自覚症状のない時期に発見できた場合は根治が期待できる早期ガンです。超音波検査などで腎臓に異常が指摘された場合は早急に泌尿器科での診断をすることが賢明です。身近な原因としては肥満や喫煙があります。が特殊な遺伝性疾患や腎臓透析を受けておられる方にできやすいのです。