日本ゴルフツアー選手権・森ビル杯(6月19〜22日、茨城県・宍戸ヒルズCC)首位でスタートした竹谷佳孝が通算17アンダーでツアー初優勝を挙げた。

国内男子ツアーの今季公式戦第2戦 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hillsは22日、茨城県の宍戸ヒルズカントリークラブ 西コースを舞台に最終ラウンドの競技を終了。前日トップの竹谷佳孝選手と3位タイでスタートした李尚熹(韓)選手が通算17アンダーで並びプレーオフに突入するかと思われたが、最終ホール終了後に11番での処置をめぐって李選手にペナルティが課されたことで竹谷選手のツアー初優勝が決まった。勝負は意外な形で幕を下ろした。竹谷選手はこの日5連続バーディを奪うなど4つスコアを伸ばして通算17アンダー、李選手も通算17アンダーで並んでホールアウトしようとしていた。ところが、11番パー4に関して審議。長いパーパットを打ち終わった李選手がグリーンのごみを払うと同時にパッティングラインのグリーン上を押さえ付けたとの指摘を受けた。ゴルフ規則16条では「パットの線には触れてはならない」「ルースインペディメントを取り除くときは除く。ただし、その際何も押さえ付けないこと」と定義されている。この結果2打罰を受けた李選手は通算15アンダー単独2位に後退。プレーオフを行わずに竹谷選手の優勝が決まった。




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